fc2ブログ

最愛のげん

下半身不随の猫さんはあまり長生きはできないって最初に先生からきかされました。
わたし、なんでその時に理由を聞かなかったのかな?
一度は車椅子も検討し、ネットで調べたのに!
「車椅子だとソファ-の上にのれないな~」なんて、取りやめてしまった。

最初の出会いは最悪で、血まみれになってげんを捕獲しました。しばらくはシャ-シャ-、ガブガブ!
手が出せませんでした。
でも、私たちは徐々に相思相愛になっていきました。

下半身不随の子が長生きしづらい理由を先日知りました。
げんは、おしりをずりずりひきずって歩くから陰部が摩擦で潰れます。その時に尿道もおしつぶされてしまうんですね。
おしっこが出なくなります。そうなると腎臓が悪くなります。
手術をしても歩くからまた、潰れます。
苦しくて痛いおもいしかないんですね。完治はしません。

げんが体調を崩すまであっという間でした。

DSC_2877_convert_20200615114900.jpg

名前をよぶと抱っこをせがむ、げんはいません。
寝たきりになっています。
何も食べない。ちゅ-るを少しだけ。

DSC_2878_convert_20200615115236.jpg

げんのような、甘えてピッタッと抱きつく猫はいない。

DSC_2889_convert_20200615115138.jpg
毎晩一緒にねていたけれど・・・

DSC_2887_convert_20200615115021.jpg

みつめあっても、あの強い光を宿した目はみあたらなくて・・・

なんども病院にいきました。
オシッコの先が壊死して、、それもきちんと処置して排尿できるようにはなったのだけど、歩くからまた同じ。


歩かないようにケ-ジの中にいれてしまうと、フルタイムで働いて、帰宅してからは他の子の世話。
そうなるとげんがずっとケ-ジにいれっぱなしになってしまう。。

以前に比べ歩かなくなっているから、とまた部屋にフリ-にしてみたり。
毎日が本当にしんどくて。げんもわたしも。

げんは腎臓がわるくなって、辛そうです。

げんが事故に遭わなかったら今頃、のんびり寝ていたかもしてない。
キャットタワ-で遊んでいたかも・・・


神様!
どうか!
もぅ、これ以上。
どうか、げんを苦しまないでいられますように。
げんをとりまくすべての苦しさが排除できますように!!

げん!お願い。もういちど、「おかあさんは少しお疲れではあるまいか?」って両手をさしのべてよ!!





にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村↑ぽちっと一押しおねがいします(#^.^#)! 
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

ここちゃんママ

Author:ここちゃんママ
東日本大震災を機に、
保健所や愛護センタ-に収容されている犬猫に里親様を見つける活動を行っており、9年間で繋いだ命は400匹を超えます。
現在、犬は老犬を中心に、猫は若い子中心の生活をしています。
老犬を助けたい!と思って引き取るも、穏やかで達観した老犬達に逆に生きる力をもらっているという、摩訶不思議!
毎日、慌ただしいながらも生命力あふれる生活をしております。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR