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今度うまれてくるときは・・・・

我が家から2匹の猫さんを引き取ってくださった里親様が生後2か月の子猫を保護しました。
里親募集の協力のお願いを快諾し、ネット掲載。希望者様が現れた途端に、保護主である里親様より容体急変の連絡を頂きました。

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獣医師の診断によれば、栄養失調。
低体温と低血糖を起しました。
保護されるまでの間、ほとんど食べ物を口にしてなかったのでしょう・・・

保護されて元気だったのは、うれしかったからなのかな?
温かい人間のぬくもりにママ猫を思い出したからかな?

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突然体調を崩した子猫の看病を、パパさんとママさんは交代で寝ずの看病をしたそうです。
パパさんはどうにも諦めきれず、
病院で処方されたミルクや(低血糖を抑える為の)砂糖湯を、仔猫ちゃんに付きっきりで与えたそうです。

パパさんの苦労の甲斐あって、鳴き声をあげ頭をもたげるまでに回復したそうですが・・・・
残念ながら。。。

報告を受けた時に、気の利いた言葉がでませんでした。

わたしも、何匹もの子猫を看取っています。
突然になくなる子もいました。
回復し、やれやれとほっと一息ついた後で亡くなる子もいました。
腕の中で亡くなる子。
ニャッニャと鳴きながら亡くなる子。
その子達のことを思い出してしまったのです。
だから、パパさんやママさんの辛さもすこしは理解できました。


そして、
保護主さんが言ってた
「パパがあきらめず、砂糖とミルクを舐めさせたら、なんと!鳴くようになりました!!パパありがとう♥」
の喜びの文字を読み返し、更に言葉がつまってしまいました。

私は保護主さんに、本当にありきたりな言葉しかかけられませんでした。

「最期は、愛いっぱいで幸せだったんじゃないかな。保護しなければ連日の雨続き。冷たい雨に打たれ一人、震えながら旅立っていったと思います。
温かくしてもらい、見守ってもらい、そして最後は動物すきなお父さんがお迎えに来てくれて。
最期まで一人じゃなかったね。今はお空でお父さんのお膝でゴロゴロしているとおもいます」

仔猫ちゃんが亡くなった日は、お父様の命日だったそうです。


たった2ヶ月の短い命。
でも、この世に存在していたのは紛れもない事実。
ほんの一瞬だったかもしれませんが、人間の温かさを知って旅立つことができました。

今度、産まれた来る時にはきっときっと幸せな家庭猫だからね!!
またいつの日か戻っておいでね・・・・

いってらっしゃい。

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***

N・I 様。ご支援金ありがとうございます。
お陰様で、昨日2頭の犬をセンタ-から連れてきて病院に連れていくことができました。
ありがとうございます。心から感謝申し上げます。






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プロフィール

ここちゃんママ

Author:ここちゃんママ
東日本大震災を機に、
保健所や愛護センタ-に収容されている犬猫に里親様を見つける活動を行っており、9年間で繋いだ命は400匹を超えます。
現在、犬は老犬を中心に、猫は若い子中心の生活をしています。
老犬を助けたい!と思って引き取るも、穏やかで達観した老犬達に逆に生きる力をもらっているという、摩訶不思議!
毎日、慌ただしいながらも生命力あふれる生活をしております。

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