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だんごちゃん・・・?起きて??

茫然自失とはこういうことなのかな?

だんごちゃんが今朝、亡くなりました。
昨夜、遅くNちゃんが緊急病院に駆け込んでくれましたが、Nちゃんが車を
病院の駐車場に入れている間に、Nちゃんの母親が先生から、

”長くは無い”と告げられました。

年齢はとうに10歳を超えており、すでに老衰の域。
それに加え、腎臓が破壊され、すでに黄疸が出ている末期状態。
そして、翌朝、大量の血を吐き、大量のおしっこをして、
空っぽになってお空へ帰って行きました。

こんなにボロボロになっていたのに、頑張ったのは、
センタ-から出たかったのだと思います。
センタ-から出て、おうちに帰りたかったのだとおもいます。

「あと少し!
 あと少し!がんばればおうちにかえれる」


だんごはとてもむごい状態で保護されました。
ガチガチに固まった毛の奥にまでうんちが入り込み、固まった毛がギブス状態で
骨が曲がったまま固まってしまった。
狭い檻にいれっぱなしにされたか!?

どれ程、不自由だったのか。
どれ程、ながい時間苦しんだのだろうか。

なのに、ちっとも人間を憎んでいなかった。
呼べば後をついてまわるかわいい子でした。

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Nちゃん宅に着いてから、パタンと倒れた。崩れ落ちるように、パタン、と。

ご飯も全くたべない。
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それでも、”う~~ン”と気持ちよさそうに伸びをいっぱいした。
センタ-で毛を刈ってもらい自由な身体になったのが嬉しかったんだね。

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倒れても、目でNちゃんのお母さんのことを追って、お母さんもだんごちゃんの視界に常に人の姿が入るように
体位をかえて、そうすると、だんごちゃんはとても嬉しそうに見えて。

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病院から帰り、
今夜がやまとの診断に、
Nちゃんは、フカフカのお布団を出してそこにだんごちゃんを寝かせてくれました。
一人にならないよう、Nちゃんの母親、Nちゃん、Nちゃんの息子さんが夜通し、だんごちゃんのそば
についていてくださいました。
さすったり声をかけたり・・


苦しむ様子はなく、
ス~、ス~と寝てくれていたのがせめてもの救い。

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トイプ-なのに!
愛される為に作られた愛玩動物のはずなのに!
わがままいっぱいで生きることが許される犬種なのに!

これは一体!?

今度産まれてくる時は、暖かい愛いっぱいのおうちを選んできてね。
ごめんね。
こんなに辛い思いをさせて、ごめんね。
Nちゃん宅の皆様。ほんとにありがとうございました。


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だんご。
綺麗だよ!
よかったね、お風呂にいれてもらえて・・・

がんばったね。えらかったよ!




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プロフィール

ここちゃんママ

Author:ここちゃんママ
東日本大震災を機に、
保健所や愛護センタ-に収容されている犬猫に里親様を見つける活動を行っており、9年間で繋いだ命は400匹を超えます。
現在、犬は老犬を中心に、猫は若い子中心の生活をしています。
老犬を助けたい!と思って引き取るも、穏やかで達観した老犬達に逆に生きる力をもらっているという、摩訶不思議!
毎日、慌ただしいながらも生命力あふれる生活をしております。

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